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金の売り時はいつ？

今年に入ってから、国内の「金」の価格は史上最高値を更新し、金相場の高騰がニュースでも取り上げられることが増えましたね。普通の18金の結婚指輪（3-4g）が、2万円前後という高額の買取査定額となっています。

25年ほど前は、金の価格は現在の10分の1ほどでした。それが2000年ごろから高騰しはじめ、1グラムあたり3000円になった時も、さらに5000円になった時も、「今が売り時！」と言われているわけです。そして現在は7000～9000円台で推移する史上最高値圏。このような状況ですから、「今が売り時」という謳い文句で売却を勧めるTVCMや買取店のノボリを見かけることも多くなりました。

現金が必要になる時までは置いておく

最高値と聞くとつい売りたくなりますが、売り時はひとそれぞれ。「最高値」が換金理由の場合、何に使ったかわからないうちに無くなってしまう可能性が高くなります。このため、純金コインやネックレスなど、価値があると分かっても、「へそくり」と思って安易に売らず、「現金が必要になる時までは置いておく」ことをおすすめしたいですね。

ただ、現金化しておいた方がいい場合もあります。万が一の際に、相続ではなく寄付を考えているならば、予め現金化しておくとスムーズに手続きを進められるでしょう。

また、もしも500gや1kgのインゴットバーをお持ちなら、少し手数料はかかりますが、100gのインゴットに分割しておくと、必要な分だけを売却しやすくなりますのでおすすめです。