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【「まだ自分は大丈夫」「よくわからない」介護保険】

2022.01.18
介護の相談イメージ画像

「医療保険」・「介護保険」と耳にした際、「介護保険」については抵抗を感じられる方が多いのではないでしょうか。

医療保険は、体調が悪いと感じれば保険証を持って病院へ行き、医師の診察を受けて薬を受け取る…。何となくイメージが持てると思います。

一方、介護保険は、まず「介護」という言葉が引っかかり、「まだ自分は大丈夫」「よくわからない」という思いが先行してしまうなど、馴染みが持てない印象があるのではないでしょうか。

私自身、「必要な時にすぐに使える医療保険」「必要にならないと使えない介護保険」というイメージを持っています。

現に、介護保険は必要にならなければ利用を始めることはできません

①病気や怪我により、日常生活に何らかの支障がある(65歳以上※例外あり)

②認定申請による、介護認定の取得

③サービス利用開始

と、始めるできるまでに一定の時間や労力を要します。加えて、サービスの種類や内容も様々で、自分または家族に何がどれだけ必要なのか、どれだけ使えるのかも見極める必要があります。

居宅介護支援イメージ画像

認知症や骨折等、様々な理由に起因して、突発的に必要になる介護。金銭的な備えは可能ですが、心の備えは簡単にできるものではありません。

「自分や家族の行動・言動に違和感がある」「転倒・骨折して入院。退院後の生活が不安」など、必要になる直前のタイミングを見極め、近隣の地域包括支援センター・役所の相談窓口・病院・ケアプランセンター(居宅介護支援事業所)などへ「早めの相談」が、自分や周りにできる唯一の備えかもしれません。

まずは医療保険・介護保険が必要にならないよう、日々健康維持を意識しながら日常生活をお送りいただければと思います。

アンピールケアプランセンターホームページ

プロフィール
アンピールケアプランセンター 介護支援専門員 中島一樹
介護支援専門員(ケアマネージャー)
中島一樹 (なかしまかずき)
所属:アンピールケアプランセンター
専門分野:居宅介護支援
電話:092-721-5332
住所:〒810-0041 福岡市中央区大名2丁目11-25
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