専門分野:動産評価査定
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評価を依頼される持ち物には、男性と女性でそれぞれ特徴があります。男性は、喫煙具、筆記具、カメラ、時計、お酒や釣り具など。女性は、宝石類、貴金属、洋服、和服、お茶道具といったものが多いです。比較的高額な評価となるのは収集品や時計、宝石や貴金属です。特に「金」の価格は20年前と比べて10 倍近くになっていますから、購入価格より高い評価額になることもあります。
せっかく評価してもらったのだから……、と気遣っていただくことがありますが、動産評価は必ずしも売却を前提にしなくても良いのです。「売る」のはいつでも簡単にできますから、必要になるまで売らない、という選択肢もあります。評価が思ったよりも低い品は、使い続けるのも良いでしょう。洋服や和服等はリメイクして使われる方もいます。
動産評価をする意味は、ご自身でも把握できていない「現在価値」を知ること。価値を把握しておけば、急に「保持」「譲渡」「売却」の判断を求められても、スムーズに対応できるはずです。価値のあるもの、思いのあるものは、持っておく、使い続けるという判断も、思いを繋ぐ素敵なことだと思います。