福岡県の地価上昇率(伸び率) 商業地は全国1位!住宅地は全国2位!となりました。
都道府県 令和4年地価調査(令和4年7⽉1⽇時点の地価)9⽉20⽇発表
令和4年7⽉1⽇時点の地価調査が都道府県知事より発表されました。(令和4年9⽉20⽇発表)
この地価調査は、福岡の不動産鑑定⼠が約100名で鑑定評価を担当しております。
■ 福岡県内全60市町村対象 ■ 基準地の設定数:922地点
<福岡市>
価格:10年連続上昇⤴
価格:上昇幅の拡大⤴ R3年4.4% → R4年 6.5%⤴
最高価格地点: 福岡中央(県)-8 (御所ケ谷2丁目)の価格
R3年 443,000(円/㎡) → R4年 481,000(円/㎡)⤴
<北九州市>
変動率:R3年よりも上昇⤴ 変動率:R3年0.4% → R4年 1.0%⤴
最高価格地点:北九州戸畑(県)-3(天神1丁目)の価格
R3年103,000(円/㎡) → R4年 107,000(円/㎡)⤴
<その他市町村>
直方市は25年ぶりに上昇!⤴
田川市は29年ぶりに上昇!⤴
住宅地で、1年間の地価上昇率が高くなっているのは、福岡都市圏及び北九州都市圏内の住宅地であり、住宅ローン⾦利の状況から⼾建住宅を購入希望する方からの需要が引き続き堅調です。
また、福岡都心の分譲マンションも好調に販売されており、不動産会社の土地購入意欲も高く、土地の高値取引も見られます。
<福岡市>
価格:10年連続上昇⤴
変動率:上昇幅の拡大 R3年7.7% → R4年 9.6%⤴
最高価格地点: 福岡中央(県)5-15(天神1丁目)の価格
R3年8,500,000(円/㎡) → R4年 8,500,000(円/㎡)(→)
<北九州市>
価格:6年連続上昇⤴
変動率:R3年0.9% → R4年 2.4%⤴
最高価格地点: 北九州小倉北(県)5-5(魚町1丁目)の価格
R3年870,000(円/㎡) → R4年 915,000(円/㎡)⤴
<その他市町村>
下落・横ばいから上昇に転じた7市町
⇒ 飯塚市、行橋市、水巻町、岡垣町、鞍手町、桂川町、苅田町
商業地で、高い上昇率となっている地点は、買いたい方が、まだ地価に割安感があり、今後の賃料の上昇の可能性や地域の発展可能性の観点から判断して、高値で用地取得を行う状況が続いています。比較的、賃料の高い地域のオフィスビルについては、賃料の上昇の余地がなくなっており、地価が横ばいの地域もあります。今後、オフィスビルの空室率の上昇も注視する必要があります。
「ららぽーと福岡」(⻘果市場跡地)と「ジ・アウトレット北九州」(旧スペースワールド跡地)が2022年4⽉開業!
東区アイランドシティの「みなとづくりエリア」分譲地が完売
⇒地価の上昇を背景に売却収入が増え、土地整備事業は約152億円の⿊字になる見込み。
福岡市は、内100億円を活用して年度内に子ども政策のための基金を創設予定。
大型物流施設「プロロジスパーク小郡」が竣工
⇒日本ロジテムグループの福岡ロジテム向けBTS型施設。
延床面積約2万7,000㎡、地上2階建ての建物。幹線道路の結節点「鳥栖JCT」から約5分の立地で九州全域と福岡市内へアクセスしやすい立地。
沢井製薬が医療用医薬品を生産する新工場の起工式を行う(2023年12月に完成予定)
⇒敷地面積約2万6,000㎡、地上7階建ての建物。九州自動車道「古賀」ICから車で約6分と、九州各地への輸送・配送に優れた立地。投資額は約405億円、新規雇用は490人を見込む。
凸版印刷が大牟田市と連携し、DX拠点の「ICT KOBO ARIAKE」を開設
⇒デジタル技術を用いてビジネスを改革する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」のシステム開発拠点を開設。
⇒地場企業のIT化や都市圏からの企業誘致などに取り込む。
⇒大牟田市は地域活性化や災害対応、子育て支援などでデジタル技術を取り入れた施策を打ち出している。
9⽉20⽇に令和4年度の地価調査が発表されました。
地価調査は、都道府県が主体で⼟地の価格の推移を毎年発表しているものです。弊社の代表も鑑定評価のお手伝いをしました。令和4年度の結果は、前年に⽐べ上昇率が拡⼤し、更に、コロナ禍前の令和元年と⽐べて横ばい⼜は上昇に転じました。未だ新型コロナウイルスの収束は⾒えませんが、地価調査の結果からみると、経済状況は少しづつコロナ禍以前へ戻りつつあるように感じます。
当社では、ご依頼者様のご事情に合わせて、よりそい親身になって、信頼関係を築きながら、確かな不動産の鑑定評価や不動産活⽤をサポートさせて頂きます。
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