専門分野:相続・遺言・生前贈与
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将来の相続に備え、相続税の負担を軽減する方法の一つに不動産運用があります。相続税を計算する際、不動産は実勢価格の7割ほどの評価になることが多く、現金や預貯金で相続するより税額を抑えられることから相続対策としても広く利用されています。さらに、所有する不動産を賃貸で運用することで継続的な賃料収入も期待できます。
また、給与所得が高い人がアパートなどの建物を建てたり、購入した場合は、減価償却費の経費と給与による所得を損益通算することで所得税や住民税を抑えられる可能性があります。
一方で、アパートなどの不動産を運用すると、固定資産税や経年劣化に伴う修繕費用などのランニングコストの負担が生じます。また、賃貸の借り手がいなければ空室が生じ、その分の収益は得られません。そのような場合でもローンの返済は続けなければならず、空室期間が長くなるほど負担も大きくなります。
不動産運用を検討する際は、こうしたメリット・デメリットを理解し、信頼できる不動産会社や資産運用の専門家であるファイナンシャルプランナーなどに相談してみるといいでしょう。