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【離婚の際は、家や住宅ローン、連帯保証人の名義を確認。連帯保証人となっている場合も要注意!】

2021.11.25
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家の名義と住宅ローンの名義が違うと思わぬトラブルも

住宅ローンの負担は高額で長期にわたることが多く、離婚する際は、しっかりと慎重に取り決めておくことが重要です。
家の名義と住宅ローンの債務者が一致している場合、例えば家が夫の単独名義になっていて、夫がそのままローンの支払いを続けるのであれば問題はありません。しかし、その場合も、妻が住宅ローンの連帯保証人になっているケースでは、夫のローン返済が滞ってしまうと連帯保証人である妻が支払いの督促を受ける可能性があります。また、家の名義が妻になっていても住宅ローンの名義が夫になっている場合、夫のローン返済が遅延すると家を競売にかけられてしまうかもしれません。このような状況を防ぐためにも、家の名義や住宅ローンの名義、連帯保証人の変更手続きをしっかりしておきましょう。

オーバーローン状態での売却は、金融機関に相談を。

心機一転、家の売却を選ぶ場合、売却額がローン残高より低いオーバーローンのケースでは、その不足分を貯金などで補填して完済することになります。もし売却で得られた金額と貯金などを合計してもローンの完済ができなければ、夫婦のどちらかが所有してローンを支払い続けるか、金融機関に任意売却などを相談することになります。
任意売却は、融資を受けている金融機関の合意を得ることで、ローンが残っていても売却する事が出来ます。ただし、この方法は金融機関の許可が必要な他、既に競売の手続きが開始している場合は任意売却への切り替えは難しくなります。早めに相談することが大切です。

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