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減塩のすすめ

調味料やインスタント食品、料理番組など、いろいろなところで「減塩」という言葉を目にするようになりました。そもそもなぜ減塩が必要なのでしょうか？

高血圧予防・改善につながる「減塩」

｢高血圧の予防・改善のため」は大体正解なのですが、ありふれた病気のためか軽くみられがちです。本当に予防したいのは、「高血圧」が引き金となって起こる、心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な病気。これらは後遺症が残る可能性や、他の臓器に負担をかけることもある大変な病気です。

超高齢時代を迎え、元気に長く生きる、いわゆる健康寿命を伸ばすうえで、高血圧予防・改善につながる「減塩」は、絶対に損のない、おすすめできる取り組みです。

「美味しい減塩」をめざす

とはいえ、毎日の食事のことです。「美味しい減塩」をめざしたいですよね。自己流の減塩生活は長続きしない可能性も高いです。

管理栄養士などの専門家なら、減塩食品を使うだけではなく、旨味や酸味、香辛料等を上手につかったり、塩分を体外に排出するのを促進する食材を組み合わせたり、栄養学の知識と調理法の工夫をアドバイスできます。食習慣改善の第一歩として、栄養個別指導や料理教室への参加から始めてみてはいかがでしょうか？