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【<管理栄養士の健康コラム>笑顔をつなぐ食・介護食のきほん 嚥下食にもこだわりましょう】

2023.04.17

「介護食」と「嚥下調整食」

食べものを咀嚼し、飲み込むといった「食べる機能」が低下した時のための食事を「介護食」といいます。誰でも、歯が痛い時には噛みやすいもの、風邪を引いた時には消化に良い食事を用意すると思いますが、これも介護食のひとつです。

そして、介護食のなかでも、その人の状況に合わせて、形・かたさ・べたつき具合などを変え、飲み込みやすいように調整した食事を「嚥下調整食」、または短く「嚥下食」といいます。

嚥下食を美味しく食べさせたい

同じ人のためにつくる嚥下調整食であっても、材料や作り方が違えば、微妙な違いがでてくるものです。ご家庭・病院・施設等の作り手の違いで、このプリンは食べやすいけれど、あちらのプリンはむせやすい、といった違いがでてくることもあります。

食事は、暮らしの満足度・充実度に直結する重要な要素だと思います「嚥下食を美味しく食べたい」「嚥下食を美味しく食べさせたい」という気持ちを大切にして、気になることがあれば、私たち、管理栄養士に一度相談してみてください。その人にあった嚥下食の選び方、簡単な嚥下食の調理法など、快適な食生活をサポートさせていただきます。

プロフィール
管理栄養士・栄養教諭免許・在宅栄養管理学会評議員
桃田愛里沙 (ももたありさ)
所属:栄養管理ステーションもぐもぐ福岡
専門分野:レシピ開発・食育講演・ラジオ&TV出演・訪問栄養指導、食のトータルコーディネート
TEL / FAX:092-791-3546 http://kan-z.co.jp/mogmog/
住所:福岡県福岡市中央区大名1丁目6-13バルビゾン95-1F BRIM
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